日記
子どもの性教育
こんにちは。歯科衛生士の大久保夏子です。
11月といえば七五三のシーズンですね。
晴れ着に身を包んだ子どもたちを
見かけた方も多いのではないでしょうか。
七五三はそれぞれ節目の年齢を
無事に迎えた事を神様に感謝する行事。
これからも健康に育っていって欲しいですね。
さて、先月のお話になりますが、
子ども達の通っている保育園に
立川のHope助産院から
3名の助産師さんが
性教育の話をしに来て下さいました。
保護者も参加可能とのことでしたので、
主人と一緒に参加して来ました。
前半は園児たち向けの内容で、
体の仕組みや、赤ちゃんって
どうやってできるのか、
どこから産まれて来るのかというものでした。
助産師さんが、子供でも分かるよう、
紙芝居や人形等、色々な媒体を使って、
お話してくれました。
まず最初に、出発点となる
男性と女性の体の仕組みについて、
体のパーツの呼び方についての紹介があり、
その後、命の始まりである「受精」について、
これは紙芝居でお話がありました。
実際の受精卵の大きさを見せてもらい、
あまりの小ささに
子供たちも、とても驚いていました。
小さな受精卵から、赤ちゃんが
どんどん大きくなる過程は、
お人形で見せてもらいました。
いざ出産を迎え、
赤ちゃんが実際にどうやって
産道から出てくるのかも
骨盤と赤ちゃんの人形で説明してくださいました。
出産の様子は産婦さんの人形を使った、
助産師さん達のお芝居で語られました。
赤ちゃんが出てくるところを園児に
見えるよう、人形の足を広げて解説が入ります。
出産のクライマックスには、
園児みんなで応援し、
赤ちゃんの誕生を待ちわびました。
赤ちゃんが産道に合わせて
体を小さくしながら回転して出てくる様子を見て、
「スゴイ!」と声に出す園児がいたほど
とても、盛り上がっていました(笑)。
妊婦さんの人形は精巧で、
赤ちゃんが出た後に胎盤も出てきて、
よくできた人形だと感心してしまいました。
子ども達には少し難しい内容もあったようですが、
とても貴重な時間となりました。
園児達向けのお話が終わり、
保護者向けに「包括的性教育の意義」
の講話がありました。
幼児期から性教育をしていくことにより、
自己肯定感が上がるのだそうです。
日本人には自己肯定感が低い方が多い、
というのは有名な話です。
「いじめ」も増えているこの現状から、
正しい時期からの性教育が
不足しているのではと感じました。
幼児期の子ども達は好奇心旺盛で、
思っていることは、すぐに口に出します。
そんな時期だからこそ、
色々と知る度に、親に質問してくることがあります。
もし、「性」についての質問をされた時には
「良いこと聞いてくれたね、
良い質問してくれたね」と、
まずは褒めてあげると良いそうです。
保護者向けのスライド資料には
参考文献が沢山書いてあり、
何か子供たちに購入してみようと思いました。
最後の質疑応答で、色々な質問や回答を拝聴しつつ、
性教育の話なんて、いつ以来だろう
・・・と思いながらその日の講話を
振り返っておりました。
親になってからの新たな学びは、
とても勉強になりました。
また今月もあるので、主人と出席する予定です。
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12/3火曜日臨時休診になります。
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