日記
子どもの性教育 その2
こんにちは。歯科衛生士の大久保夏子です。
年内も残りわずかですね。
年越しの準備はいかがですか。
日増しに寒くなっています。
師走の忙しさを前に
くれぐれもお体を大切になさってください。
さて、11月のブログでも載せていましたが、
先月も我が子達が通う保育園に、
立川のHope助産院から3名の助産師さんが、
性教育の話をしに来て下さいました。
2度目の今回も保護者の参加が可能だったので、
主人と一緒に参加して来ました。
最初は園児向けのお話で、
助産師はどんなお仕事をしているか
という紹介から始まりました。
続いて、10月の復習です。
助産師さんが
「男の子と女の子の体の違いって何だったっけ」と、
園児に問いかけると、
「精子と卵子」と答えていました。
きちんと覚えていることに感心しました。
そして今月は、
プライベートゾーンについての
お話がありました。
プライベートパーツについては、
仕掛けのあるイラストを使って、
男の子女の子、それぞれでお話され、
プライベートパーツの3つの約束を提示し、
1つずつ解説していました。
①きれいな手で触る
②優しくそっと触る
③人に見せない、触らせない
性器の違いや、精巣、卵巣について
軽くお話された後、
男の子、女の子のトイレの行き方について、
なぜそうしないといけないのかの理由も
お話されていました。
その後、男の子女の子、それぞれの
性器の洗い方についてお話があり、
「自分で洗えるようになりましょう」
「パンツも汚れたら自分で洗いましょう」
とお話されているのを聞いて、
こんな小さい頃から自分で洗うのか~
と思ってしまいました。
最後は
「自分の体は自分で守る、自分で決める」
嫌なことは嫌と自分で決めて言って良いという
内容の動画を見せてもらい
園児向けのお話は終わりました。
前回よりも難しかったですが、
とても大事なお話だったので、
これからも忘れないよう、
繰り返し伝える必要があると思いました。
園児向けのお話の後は、
保護者向けのお話。
性被害と人権についての話を聞きました。
現在の性被害の状況は、
男の子は0~12歳、
女の子も子どもから若年者の被害者が多いとのこと。
加害者は、ほとんどが身近な人で、
全く知らない人は1割程度だそうです。
性教育は人権教育→
誰もが幸せに生きていく為の権利
性被害に合わない為に
●プライベートゾーンは見せない、触らせない
●相手のプライベートゾーンを見ない、触らない
●嫌な触られ方をした時は「イヤ」「やめて」と言って良い
●「イヤ」なことをされたら大人にすぐ相談
☆自分は大切に扱われている存在で、
相手も自分のように大切に扱われる存在である
性被害に合わない為に
「ガッコム安全ナビ」
というアプリがあるとのことで、
どこで何があったか、地図が出て分かるそうです。
こういったアプリを活用するといいですね。
続いて、人と人との間には
バウンダリー(境界線)があるというお話を聞きました。
バウンダリーは自分で決めるもの。
YES、NOは自分で決める。
オランダでは
4歳から「NO」を言えるように教わるそうです。
最後は性的同意についての
中高生向けの動画を見ました。
ちなみに日本の性的同意年齢は16歳だそうです。
今は、何でもネットで情報が出ており、
小学生からタブレットを渡される現状は、
正しい知識を習得することが難しいと言えます。
子ども達に正しい知識を習得してもらう為、
保護者が正しい情報を
子ども達に提示する必要があります。
その為に、様々な文献があるので、
活用すると良いそうです。
子どもを育てているお父さんお母さんには、
ぜひ意識していただけたらと思います。
幼児期から性教育のお話は、
子ども達には少し難しい内容もあったようですが、
とても貴重な時間となりました。
また、親にとっても今回のお話も
色々考えさせられることもあり、
大変勉強になりました。
湖畔歯科
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